- スタッフBlog
- 「落水荘」とアメリカ大都市の魅力に迫る旅 ~2日目シカゴ~
「落水荘」とアメリカ大都市の魅力に迫る旅 ~2日目シカゴ~
2016年12月24日1日目が、日本とアメリカの時差の為、約24時間丸一日、起きっぱなしの状態だったので、2日目朝のバス移動中は、朝なのにまだうつらうつらとしながら過ごす。ふと目を覚ますとはるか遠くまで大地が広がるシカゴ郊外に。さすがアメリカ!広い!
シカゴ市内とは違う、のんびりした風景が心地よい。
田舎道をどんどん走ると白い建物が見え、バスが停車。
ファンズワース邸を見学する前にまず立ち寄るビジターセンター。
予約した見学時間まで少し時間があったので、ショップでおみやげを探す。その後、ファンズワース邸についての映像を観てからいよいよ「ファンズワース邸」に向け林の中を数分歩きます。
森の中に現れました!近代建築4大巨匠の1人、ミース・ファン・デル・ローエの「ファンズワース邸」
建築の勉強をした時に何度も目にしたあのミースの代表作が目の前に!!!
青い空、紅葉し始めた木々の中に真っ白でガラス張りの箱。すばらしい~(涙)
靴を脱いで中へ・・・
センターコアの周りにリビング、ダイニング、キッチン、寝室で、すべて一つの空間でつながっています。
この日は天気も良く、ガラス張りの室内はポカポカ。
開放的すぎて、実際に住むにはちょっと落ち着かないかも・・・
でも、建物の周りには森と湖だけなので、オープンにして過ごしてもまったく問題のない環境です!
ガイドさんと一緒に記念撮影。
有名建築物は、実際に行ってみて、どんな環境に建っているかを知ることにより、より一層その建物の良さを感じることができます!
さて、ファンズワース邸を後にし、田舎町で昼食後、
シカゴ市郊外のオークパークにあるフランク・ロイド・ライトの自邸とスタジオに向かいます。
このオークパークには、フランク・ロイド・ライトが設計した個人住宅の数々が建ち並びます。
今回は、スケジュールの事情で、ライトの自邸とスタジオを見学しました。
ライトは、ここに20年間過ごしました。
ライトのきめ細かなデザインが施されています。
子供部屋の壁にはグランドピアノが埋め込まれています!
ライトが子供のころに遊んでいた積木。建築家の道はここから始まったのか・・・。
スタジオの方は、玄関の天井は低く、ライトらしい。
製図室は、吹抜けており天光が降り注ぎます。
シカゴ2日目は、近代建築4大巨匠のミースとライトの作品を心に焼き付け
いよいよ明日は、今回の研修旅行の最大の目的であるフランク・ロイド・ライトの代表作である「落水荘」へ。
夕刻、明かりが灯り始めたシカゴの街を眼下にピッツバーグへ1時間30分のフライトです。
3日目ピッツバーグに続く・・・
(by Kikuno)
コメントする