「落水荘」とｱﾒﾘｶ大都市の魅力に迫る旅～3日目ﾋﾟｯﾂﾊﾞｰｸﾞ～ - ICCトヤマスタッフブログ

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「落水荘」とｱﾒﾘｶ大都市の魅力に迫る旅～3日目ﾋﾟｯﾂﾊﾞｰｸﾞ～

「落水荘」とｱﾒﾘｶ大都市の魅力に迫る旅～3日目ﾋﾟｯﾂﾊﾞｰｸﾞ～

2016年12月25日

3日目。ピッツバーグで朝を迎えた。

昨晩は、空港からホテルまで、暗い中、高速を走ってきたので周囲の様子はわからなかったが、朝、バスに乗って出発し、周囲がわりと静かな田舎町であることに気づく。

さあ今日は、ＩＣＣトヤマ海外研修旅行のメインイベント！

一度は見てみたい世界の建築物で必ずランクインする、フランク・ロイド・ライト設計の「落水荘」へ。

落水荘へ行く前に、「ケンタックノブ（ヘーガン邸）」という、これもフランク・ロイド・ライトが設計した別荘を見学。

落水荘からほど近い山の中にあります。

建築主のヘーガン氏は、落水荘の施主であるカウフマン氏と友達で、その縁でライトに設計を依頼したそうです。

ライト晩年の作品の一つとなりますが、当時、ライトは他にもプロジェクトをかかえており、このケンタックノブの現場には一度しか来なかったそうです。

石と木で仕上げられた外観は、軒を低く抑え、とても落ち着いた雰囲気。羽根を広げたような角度の建物配置が、とてもかっこいい。

室内のリビングは、木の勾配天井で、壁はハイサイドライトと棚、ブロック、椅子（家具）が一体となった造り。テラスとつながる窓も規則的に並び、自然の緑を取り込むとても気持ちのよい空間です。

キッチンは、建物の中央に配置されていて、一番天井が高い。（14.5フィート）　トップライトで外の光を取り込みます。（雨漏りは無いそう）

天井の低い廊下を歩いて行くと、とても落ち着いた雰囲気の寝室、ゲストルームにつながります。

私もこんな家に住んでみたい！と思わせてくれる住宅でした。（規模的にもそう思わせたのか･･･笑）

（残念ながら内部の写真撮影がＮＧでした。）

さて、ケンタックノブを見学し、周囲の森の中を散策しながらバスに戻り、いよいよ「落水荘」へ。

山の中を15分程行くと、見えてきました！Ｆａｌｌｉｎｇｗａｔｅｒ」の案内！

バスをおり、まずはビジターセンターで受付。

当初、3班に別れての見学の予定だったのですが、受付のお兄さんが気をきかせてくれて、11名一緒に見学できることに！うれしい～！

見学時間まで少し時間があるので、ショップでおみやげの下見。

さあ、見学時間です。ガイドさんと一緒に出発。

しばらく山の中を歩きます。

見えてきました～!(^^)!

わあ～落水荘・・・（感動・・・涙）　良いお天気にも感謝！

本当に滝の上に建っていて驚きです。水平垂直ラインがきれいです。

赤のガラス枠が特徴的。

建物の中へ。

玄関は狭くて薄暗く、天井も低い。

そして、ぱっと開けるリビング。造りつけのソファ、暖炉、外の石がそのまま現れている。

滝の音をいつも聞きながら生活できるように･･･

家の中心に暖炉を置き、家族が話できるように・・・

床の石張りは、ワックスを塗って光るようにしてあります・・・（川の石のように見えるように）

壁面には、所々に飾り棚が多く造られています。

ゲストルームは、窓から一番の景色を見てもらえるように天井を低くしています。（高いと上を見るから）

大きくオーバーハングしたバルコニーの手摺高は約650ミリと意外と低く驚き。ちょっと怖い。

（今回参加したツアーは、内部写真ＮＧのツアーでした。写真がなくてすみません）

内部の見学の後は、少し歩いてフォトスポットへ。

ベアラン川の上に建つ「落水荘」。

世界で一番有名な住宅を本当に観ることができました。

一生の思い出です。ありがとう。

※ベアラン川・・・ペンシルベニアで一番きれいな川

さあ、研修旅行の後半は、世界の中心の街、ニューヨークへ！

ピッツバーグからニューヨークへ飛行機で移動です。

「ＮＹの3日間」に続く・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(by kikuno)

カテゴリ: アメリカ研修旅行

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