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富山県のインテリアコーディネータークラブTOYAMA のブログ

リフォーム&インテリア2013 ICCトヤマ スタッフブログ ICCトヤマ 25周年記念イベント「五感で愉しむインテリア」

10月定例会「静岡研修旅行」

2013年11月18日

10月の定例会は、国内研修旅行でした。

10/14mon.~10/16wed.の2泊3日で、静岡~山梨をぐるっと回って旅してきています。

 

(2013.10.14.MON)

初日14日は朝早く富山を発ち、東名高速で浜松方面へ。

車中ではもちろん朝から、ビール・ワイン・おつまみでICCらしく賑やかにスタート(笑)

 

お昼過ぎに「秋野不矩美術館」へ到着。

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インドの風景を描き続けた秋野不矩画伯の作品を収蔵している美術館で、

設計は藤森照信氏。

地元の天竜杉や漆喰など、自然素材をふんだんに使ってあり、作品と建物がとてもしっくりくる美術館でした。 ↓ 雨といもなかなかおもしろいデザインです。

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初日は、続けて藤森照信氏設計の「ねむの木こども美術館」を見学。

↓ こちらが藤森氏設計の〝どんぐり〟

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こちらも自然素材がたっぷりで、子どもたちの施設にふさわしいほっこりする建物。

外壁に描いてある絵もとっても可愛いです。

 

この建物の中には、子どもたちの描いた絵が展示されているのですが、その作品のすばらしさに感動します。

テーマや色遣いが衝撃的で、大人の世界の理屈・理論にはない、純粋な感性で描かれていることに心が洗われる感覚を覚えます。

↓ こちらは坂茂設計の〝緑の中〟

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そして、初日最後の見学場所「資生堂アートハウス」と「資生堂企業資料館」

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アートハウスは高宮真介氏・谷口吉生氏の設計でシャープでモダンな建物。

中には、絵画や彫刻・工芸品などが展示してあります。

 

企業資料館には資生堂の創業時からの、商品パッケージやポスター、CMなどがすべて展示してあり、大企業の長い歴史から、時代のトレンドやデザインの流れも感じることができ、なかなか見ごたえありました。

 

もちろん、夜は静岡ならではのおいしいものとお酒で締めくくりました!!

1日目に選んだのは、静岡のB級グルメ〝静岡おでん〟

↓ ↓ ↓

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この静岡おでん、なかなか富山県人には強者で、見た目の雰囲気に違わず、甘め!濃い目! 早い段階でおなかいっぱいになってしまいました。。。

皆で静岡の食べ物は甘いという判断を下し、ついでに呉西と呉東の地域で違う食べ物や呼び方談義で盛り上がり、、、1日目の夜を終えました。

 

(2013.10.15.TUE)

2日目15日は小雨の中、「クレマチスの丘」へ。

 

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富士山麓の豊かな自然の中にあるクレマチスの丘。

のびやかに広がるクレマチスガーデンと素敵な美術館がいくつか建ち、とても午前中だけでは見切れない素敵な場所でした。

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 ↑ ベルナール・ビュフェ美術館は、ビュフェの、時代ごとにがらりと変わる画風に合わせて壁紙も大胆に色分けしてあり、日本の美術館ではあまり見ない斬新な色遣いとデザインに刺激を受けました。

 

お昼は、敷地内にあるリストランテ・プリマヴェーラにてイタリアンのコースを頂きました。

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 店内のデザインだけでなく、お料理の乗ったお皿のデザインひとつひとつにまで、細かい配慮があり、もちろんお料理もとても美味しく、ICCの旅行ならではの至福の時間を過ごしました。

皆さん、"絶対また来たい"と口ぐちにおっしゃるくらいオススメのスポットです。

 

 

午後は、熱海へ移動し、MOA美術館へ。

眺望の良い立地に建つ美術館ですが、この日はあいにくの雨で、茶の庭も見学できなかったのが残念でした。

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  2日目の最後は、起雲閣です。

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熱海の三大別荘として賞された名邸が、旅館として生まれ変わったあと、志賀直哉や谷崎潤一郎・太宰治ら文豪たちに愛される宿となった起雲閣。

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 日本家屋のおもむきと、中国やヨーロッパの装飾や様式が融合された独特の雰囲気で、まさに大正・昭和浪漫といった感じでした。

 

2日目の夜は、そのまま熱海で1泊し、温泉につかってきました。 

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呑まない・呑めない人は誰もいない12人のメンバーです^^ 

 

(2013.10.16.WED)

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 最終日16日は、富士山の麓を通り、山梨へ。

↑ 写真の通り、空は少しどんよりしていて、残念ながら富士山のてっぺんが隠れていました。

が! さすがICCの強運パワー。前日からの台風騒ぎはどこへやら、、、

すっかり風は止み、心配していた行程も変更することなく、予定通り、まずは「清春芸術村」へ向かいました。

 

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藤森照信氏設計の茶室"徹"や、安藤忠雄氏設計の"光の美術館"、谷口吉生氏設計の

"清春白樺美術館"など、集合アトリエとして設立された芸術村らしく、名立たる建築家・芸術家の作品が並んでいました。

場所柄か、人気の少ない雰囲気が寂しげで、もう少し活性した雰囲気ならもっと良かったなと感じました。

 

続いて、旅行最後の見学先「中村キース・ヘリング美術館」へ。

まずは、隣接するキースプリングでランチです。

 

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皆、揃ってビーフシチューをセレクトし、ここでもやっぱり、呑む・食べる・呑む(笑)

美味しかったー。

 

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美術館は、順路に沿って進んでいくとブースごとに照度が変えてあり、徐々に明るい部屋へ行くというスタイルになっており、デザインも斬新でアートな仕上げになっていました。

自然の中のシャープな建物がまた良かったです。

 

最後に、通りかかったチーズケーキ屋さんで、お土産を購入し帰路へ着きました。

 

16日20:00 行程表通り、無事新富観光車庫へ到着。

 

天候の不安もある中、3日間ほぼ予定通りで旅行をすることができました。

長距離にお付き合い頂いたバスの運転手さん、パワフルに楽しく参加して下さったICCの皆さま、本当にありがとうございました。

とても楽しい充実感たっぷりの旅となりました。

 

(by okumura) 

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