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10月定例会『薪ストーブセミナー』
2011年10月24日講師は、株式会社 BSA 代表取締役 池高 明 氏 にお願い致しました。
現在、問題視されているエネルギーのお話や、薪ストーブの構造および設置の注意点、
また実際あったトラブルの事例など、幅広く、詳しく、説明して下さいました。
まず、エネルギー問題のお話の中では、
『人間が自分で調整できるエネルギーの限界が火である』
という言葉が強く印象に残りました。
この言葉を聞いて、インフラが遮断されてもエネルギー確保ができる、
火や太陽光といった自然エネルギーは
今後、益々注目されていくんだろうなと改めて思いました。
そして、専門家ならではの薪ストーブの構造のお話。
先ほど、火は自分で調整できるエネルギーと書きましたが、
お施主様が安全に調整できるように、説明するのがコーディネーターの仕事です。
そのために必要である専門的な内容でした。
薪の燃える温度と燃焼段階の関係やストーブ内での空気の流れなど
専門家として必要な知識をわかり易く説明して下さいました。
そして、薪ストーブの設置における注意点については、
必要な設置スペースや煙突の導線、また薪ストーブ設置における内装制限など
施工にかかる部分から、法律にかかる事項まで、丁寧に説明して下さいました。
そして最後に、実際にあった、薪ストーブでのトラブルについての説明、
近隣への配慮の必要性や煙突の選択など、ソフト面からハード面まで、
丁寧に説明してくださいました。
そして、その後は、
会場であるAGRIひばりのオーナー長谷川さんに、古い町家を改装した建物を案内して頂きました。
↑ 長谷川さんが、自分で育てたおいもを薪ストーブで焼いて振舞って下さいました。
素朴なお味で、ホッコリ。
そして、アフターは富山市民病院近くにあるカフェゴッコさんにケータリングというかたちで
お料理を提供して頂きました。
お料理は富山県内の有機野菜を使ったもので、前菜の盛り合わせから始まって、
白身魚と豚肉のソテー、紫芋のグラタン、パスタ、生姜ごはん、豚汁、
そして、かぼちゃのプリンとサツマイモのケーキにコーヒーと
どれも美味しく、とっても満足でした。
火を囲みながら、美味しいお料理を頂き、心地よいジャズの生演奏、
ホントにすごく素敵な時間でした。
皆様に感謝です。
時間を忘れて、 ゆらゆらと揺れる火を見つめながら、のんびり過ごすのもいいし、
お鍋を火にかけて、じっくり煮込み料理をするのもいい。
また、薪割りやメンテナンスを楽しむのもよし。
皆さんは、どう楽しみますか?
by iwa
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