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9月定例会『木製建具を知る』~デザインショールーム&工場見学~
2012年9月27日はじめにショールームで集合し、会長のあいさつの後、社長さんより一言。そして、そのあと2班に分かれてショールームと工場を交替で見学させていただきました。
まずは、工場見学。
工場に一歩踏み入れると、木のいい香りが漂い、何だか癒されます。
工場内は大きく分けて洋風建具と和風建具の2つの生産ラインに分かれていて、若い方からベテランの方、また男性だけでなく女性も働いておられ、幅広い感性と技術をものづくりに生かす姿勢が感じられました。そして、穴あけや切込みなど精度の求められる加工の多くは機械作業で行われていますが、機械の設定は経験や知識に基づき研究されていることがわかりました。
次は、ショールーム見学。
『無垢材の良さを活かしつつ、異素材との組合せを上手に取り入れたデザイン性の高いもの。』
『従来の素材そのままで、貼り方を変えたりや色彩を加えることで、新しさを感じられるもの。』
『風や可動式など、機能面も優れているが野暮ったさを感じさせないもの。』
『シンプルで使いやすい、ハンドルや取手の選定』
『時にはデザインに溶け込み、時には遊び心のある引手』
など、魅力的なものがたくさん詰まったショールームでした。
それから本社に集合して、一般住宅から公共施設まで、たくさんの施工事例をスライドで見せていただきました。
その中では、社長さんの建具や業界に対する熱い情熱も伝わり、そういった気持ちが『質のいいもの』を生み出すのだと改めて思いました。
近年、経済状況が悪化する中、予算も厳しく、敬遠しがちなオーダーメイドの木製建具ですが、まずは一箇所だけでもお気に入りの建具があれば、その家に対する愛着もぐっと深くなるような気がしました。
その後は、アフターへ。
今回は砺波にある、フレンチレストラン『ラ・テューリップ』にて。
地元の野菜を多く使った、素朴で美味しいお料理でした。
メインは魚or肉。
希望をとって事前に注文。
秋晴れの木漏れ日が入り込む気取らない落ち着いたお店で、美味しいフレンチ。
至福のときでした。
(by iwa)
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