ICCトヤマの活動

令和3年 分科会 『草木染でアップデート』

日 時 令和3年12月8日(水)
場 所 救急薬品市民交流プラザ キッチンスタジオ
参加人数 7名
分科会の様子1

分科会

昨今よく耳にする「SDGs」の観点から、廃材を使ったアップサイクルな草木染のワークショップを行いました。
講師は城端の絹を使って肌に触れるものを作り出す作家 中居 望さん。
まずは中居さんに「SDGs」のお話やアップサイクル、絹や染料のお話をしていただきました。
染めるのは城端産の高級「しけ絹」の端切れ。
そして染料として使うのは「玉ねぎの皮」や「茶の実の殻」草木染のよさの一つとして自然の薬効をいただけるということ。
「玉ねぎの皮」には免疫力アップや抗酸化力、「茶の実の殻」には抗菌効果があるとのこと。肌にも優しいのです。
どんな色にしたいか各自焙煎液と染料を選んだらいよいよスタートです。
しけ絹を焙煎液につけたあと、模様をつけるためビー玉や輪ゴム、洗濯バサミを使って絞りの作業をしました。
絞りが終わったら染料に浸します。皆さん講師の中居さんに質問をしながら、濃いめにしたい方は2度浸したり、別の染料に浸したり、工夫をしながら仕上げていました。
皆さん手際が良く、思っていたより簡単に染めることができました。
同じように染めても乾かしてみると作り手によって完成の色が違っているのが不思議でした。
完成後はストールとして首に巻いてみたり、皆さん楽しみがらアップサイクルを実践することができました。

分科会の様子2