平成30年 2月企業セミナー『越前和紙の魅力～玉紙編』

日時	平成29年2月20日（火）
場所	県民会館 613号室アフターセミナー：呑蔵
参加人数	17名アフターセミナー： 10名

セミナー

(株)丸和　三田さんより「玉紙」「彩(あや)かさね」について講義をしてもらいました。
前半は、撥水和紙の特徴と施工事例を紹介してもらいました。和紙は通気性に富んでいて結露しにくいが、汚れやすいということで提案する空間が限られていました。しかし「玉紙」はビニルクロス並に汚れに強く、住宅のリビング・居室だけでなく保育園やホテルといった公共施設など、幅広く提案できることがわかりました。また壁紙以外にも、襖に使うと引手周りの手汚れが解消できることも教えてもらいました。
すっきりとした印象の「玉紙」とは異なり和紙の風合いを生かした「彩かさね」シリーズはランプシェードや光窓に採用されることも多く、施工事例から提案のヒントを得ることが出来ました。
後半は、「玉紙」「彩かさね」のサンプルを手に取りながら説明をしてもらいました。
パネルサイズの見本は見ごたえ十分で、施工した時の仕上がりをイメージしやすかったです。
実際に水をかけて撥水するかを試した時は、玉状の水滴がコロコロ動く様(まさに玉紙!)に大変驚きました。個々に防汚性や施工の仕方について確認している姿も多く見受けられました。
最後に2018年のトレンドカラー「ビジョナリーミント」に合わせた配色提案もしてもらい、今後の提案の参考になりました。

アフターセミナー

セミナーに協力頂いた三田さん・渡辺さん・五十里さんにも参加頂き、富山駅前にある『呑蔵』にてアフターセミナーを行いました。
先付、刺身、焼き魚、揚げ物等々料理の品数が多く、テーブルに乗り切らないくらいでした。メインの鍋が出てくるまでカセットコンロの上に皿を置くような場面も度々でした。
お酒も入り、仕事の話題よりも福井の話やプラベートな話などで盛り上がりました。2時間の会食でしたが、あっという間に時間が過ぎました。

( 南場記 )