ICCトヤマの活動

平成29年 2月 定例会 『コーヒーを愛でる』

日 時 平成29年2月1日(水)
場 所 19HITOYASUMI 砺波店
参加人数 13名
全体の様子

セミナー

富山県初の国際資格を持つ、19HITOYASUMIの代表でもあり、焙煎師の渡邉功一さん、バリスタの土木信也さん、コーヒーマイスターの大角さんと中山さんの計4名を講師に迎え、13名というこじんまりとしたセミナーの開催となった。参加者の方々は砺波地区の方が多く、会場がわからなくて困った様子もなく、心配された雪も帰宅時にちらつく程度だったため、安心した。まず、座学にてコーヒーの歴史や美味しいコーヒーの定義について話を聞き、当日の昼間に焙煎したばかりという4種類(エチオピア、インドネシア、ブラジル、ルワンダ)の豆を試飲した。香りや後味の甘味など、同じコーヒーなのかというくらい違って感じられた。
30gの豆に対し、500ml程度を3分30秒かけて抽出。
お湯を注ぐと、もこもこと膨らむ豆が、新鮮な証だと教わり、そのもこもこする豆を目にし、視覚的にも参加者の興味をそそった。
3~4人の班に分かれ、講師のデモンストテーションの後1人ずつハンドドリップをした。
同じ条件でドリップしているにもかかわらず、お湯の注ぎ方や、注ぐ時間のかけ方など、それぞれのちょっとした淹れ方の違いで、まったく違う味のコーヒーができあがったことに、参加者全員とても驚いた。
最後に、バレンタインが近いということで、チョウレートにもよく合う、バレンタインブレンド(ケニア4:グァテマラ3:コロンビア2:エチオピア1)を各班の代表が淹れ、19HITOYASUMI自家製のチョコレートケーキとともにいただいた。
コーヒーは温度の違いでも味に深みが出ることを知り、ゆっくり時間をかけて味わい、講師や会員との交流も深めることができ、充実した時間となったと思われる。
富山県で複数のコーヒーマイスターを有するお店は少ないが、このお店には5名のコーヒーマイスターが集まっている。ドリップしている時の話しぶりからも、コーヒーへの愛が強く感じられた。
帰りには、ちょっとしたお土産(19HITOYASUMI自家製のラスク2種)もいただいて、終了となった。

講師1名に対して、3~4名の受講だったので、満足度の高い体験になったと思う。

セミナーの様子

( 上田・荒木 記 )