ICCトヤマの活動

平成27年 9月 定例会 『移り行く時代の建造物を廻る』

日 時 平成27年9月16日(水)
場 所 大正蔵、砺波市郷土資料館
参加人数 正18名、会員外2名、賛1名
セミナーの様子

セミナー

心配していた天候も何とかなり、参加人数は当初思ったよりも増加しました。
集合場所は、新しくできた高岡スマートインター、迷ったという連絡もなく順調に集合時間に集まることができました。それから役員の車に乗り合わせして、大正蔵へ。数々のデザイン賞や建築賞照明賞をいただいているだけあり歴史を感じる雰囲気のある蔵でした。中央の吹抜けの通し柱が構造体にもなっており空間をアクセントになっています。地域貢献の為に若鶴酒造がH25年に改装し現在の形状になったたというが、地元の名ある企業ならではの地域貢献。ぜひいつか夜の照明の灯かりのこぼれ方も見学を検討したいと感じました。2班に分かれて説明を聞きながら、建物見学。企業の研修会やイベントでも低価格で場所をお借りできるそうです。
昼食は、あらかじめ冷たいそばか温かいそばかお聞きしておいた「福助」へ。平日でもお昼の時間帯は混み合っていたので、計画的に予定を盛り込んでスムーズに昼食をとることができました。てんぷらとそばとそばプリン+飲み物1杯付きというお得で満足感がたっぷりの昼食でした。
そこから、砺波市郷土資料館・旧中嶋家へ行き、学芸員の渡辺さんから旧銀行の歴史と建物の装飾の細部についてお話を伺いながら見学。アカンサスの装飾和紙についても、建物についても幅広い視点で勉強をしておられ内容が面白く、濃い説明を受けることができた貴重な時間でした。当初、西部エリアの広域の地点を見学地に検討もしていたが結果的に効率よく時間にブレもなく順調に行程を実施することができました。参加方も10時集合→15時ごろ解散という無理のない時間で好評だったと思われます。

セミナーの様子