平成20年10月 定例会
『建築家 濱田修氏の建築&県内の建築見学会』
日 時 | 平成20年10月11日 (土) |
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場 所 | 講演 : 富山市 松若町/藤木町の家/大島町絵本館 アフターセミナー :そば蕎文 |
参加人数 | 講演 : 20人 アフターセミナー : 15人 |
関連リンク | 濱田修建築研究所 |
例年、この時期の定例会は通常の座学ではなく、県内各地へ建築見学へ出掛けることが多い。
それにならい今年度も10月の定例会は、優れた建築を見て感性を刺激し、勉強するため建築見学に出かけた。
日経アーキテクチュア等の建築雑誌にもたびたびとりあげられる県内在住の全国区な建築家 濱田修氏の建築と、ICCトヤマホームページの「建築・インテリアMAP」より選んだ意外と知られていない県内の建築物を半日かけて巡る定例会を開催した。
10月の秋晴れとまではいかなかったものの・・・天候に恵まれ車数台に分かれて富山市内を西東とちょっとした遠足もかねて、移動中も会員同士でコミュニケーションが深まったとのではないかと感じた。
濱田氏、ならびに訪問先のオーナー様の御厚意により、実際に住んでおられる「なま!」の住宅見学会を行うことができた。家族の思い・・・建築家の思い・・・地域性など・・・・様々な角度からの住宅設計、建築の説明を頂き、座学では得ることの出来ない定例会!・・・参加者皆は視聴覚をフルに使い圧倒的な情報や知識を得ることができた。
アフターセミナーの会場を兼ねた「そば蕎文」(濱田氏 設計)では濱田氏によるミニセミナーを開催し・・・「目にしてきた情報」と・・・・「スクリーンに映し出される画像、濱田氏の思い」が見事にマッチングし、参加者みな、これ以上ないというくらいの知識で脳から体全体が一杯になったのではないだろうか!
良い、優れた建築など・・・個々人の感性によって捉え方は色々あるが・・・設計者の思いを感じながら、そこに住まう人の生活感を感じながらの今回の見学会は、言い尽くせない程の感性、体験ができ、今後の業務等においての好材料になったと確信できる定例会であった。
( 石浦 記 )