ICCトヤマの活動

平成19年2月定例会報告
研修会『ディスプレイとしての生け花』

日 時 19年2月16日(金)
場 所 米三ゲストハウス
講 師 「COUP」店長 杉本哲夫氏
参加人数 約30人

 2月定例会は、高岡の花とグリーンとお店「COUP」店長杉本哲夫氏をお迎えして、「ディスプレイと生花」と題して講演いただき、花やグリーンを使った空間の演出方法についてのセミナーを開催いたしました。 セミナーの前半は、スタイリッシュな空間演出が人気の杉本氏の仕事について写真を見ながら紹介していただきました。ハイセンスな演出、アイデア溢れるディスプレイに刺激を受けながら、空間やテーマに合わせた花器や花材、グリーンの選び方を学びました。参加者からの質問も多く、先生は丁寧に答えて下さいました。

  

後半は、たくさんの花器や花を使いながら、実際にディスプレイ用のアレンジを作る方法を教えていただきました。花の特徴を生かす、花器の形に逆らわずに花を飾る、花やグリーンが心地良い状態になるように気をつける等の見落としがちな基本から、空間や用途に合わせて飾る時の失敗しないコツなどをわかりやすく説明いただきました。杉本氏のやり方は、一人一人の感性を生かしながら気軽にディスプレイを楽しむことができる もので多くの参加者がヒントと「やってみよう!」という意欲を得たと思います。

  

講演の最後に、杉本氏にセミナー前下見していただいた和室に飾るアレンジを作っていただきました。アレンジそのものもステキだったのすが、実際に和室の床の間に飾るとアレンジも空間も驚くほど魅力を増し、やはりプロは違うと思い知るとともに少しでも近づきたいと思いました。

  

平日の日中にもかかわらず大勢参加し、質問する人、写真を撮る人などにぎやかで楽しいセミナーになりました。「とにかくやってみること」「花やグリーンを好きになること」が上達への近道!(杉本氏談)

  

アフターセミナーにも 17 人が参加し、先生を囲んで楽しく語らい、美味しいお料理を味わいました。この日は会員T氏の誕生日でもあり、全員でハッピーバースデイを歌ったのでした。

皆さんご参加ありがとうございました。

(林記)