富山 建築・インテリア MAP

『 五箇山生活館 』

五箇山生活館 設計者
エリアス・トーレス マルチネス・ラペーニャ
+ GA開発研究所
構造 分類 完成年
鉄筋コンクリート
壁式構造
美術館・博物館 1999 年
所在地
富山県南砺市菅沼(合掌の里)
TEL : 0763-67-3303
( → 詳細マップを表示 )
備考
五箇山生活館
エリアス・トーレス関連
GA開発研究所

施設に関して

まちのかお」プロジェクトのひとつ。
まちのかお・・・富山県内様々な地域の象徴となる建物の設計を外国人建築家に依頼し、その地域独自の文化や環境を見直し、更に刺激を与え地域おこしの核とするプロジェクト。

五箇山地方(旧上平村)の世界遺産 合掌造り集落の歴史・生活・建物や風景の紹介の場として建設された。
五箇山の生活や文化・風習をコンピューターグラフィックや光・音によって紹介。合掌造りの1/4の模型も展示されている。

周辺情報

アクセス → こちらを参照

(1) 城端駅からバスで42分 + 徒歩で47分
(2) 五箇山ICから車で3分

近くに世界遺産菅沼合掌造り集落、国指定重要文化財「岩瀬家」などがあります。

見どころ

建物に近づいていくと、周辺の地形に合わせて曲線を描く屋上が見えてきます。
建物に近づいていくと、周辺の地形に合わせて曲線を描く屋上が見えてきます。
山並みとも呼応する形状は、座標と等高線から指定された3次元自由曲面。伝統的集落の風景を壊さぬよう、なるべく目立たない配慮がなされています。
山並みとも呼応する形状は、座標と等高線から指定された3次元自由曲面。伝統的集落の風景を壊さぬよう、なるべく目立たない配慮がなされています。
曲面に導かれて、入り口へとたどり着く。設計者のエリアス・トーレスは母国スペインでアントニオ・ガウディのグエル公園の修復を監修している。
曲面に導かれて、入り口へとたどり着く。設計者のエリアス・トーレスは母国スペインでアントニオ・ガウディのグエル公園の修復を監修している。
内部は光が効果的に使われた現代的な空間。
内部は光が効果的に使われた現代的な空間。
五箇山の伝統文化の数々が展示されている。
五箇山の伝統文化の数々が展示されている。
合掌造りの模型を覗き込むと、小さな語り手が。
合掌造りの模型を覗き込むと、小さな語り手が。
外壁には自然石の割石が張られ、独特な、どこか可愛さのある建物になっている。
外壁には自然石の割石が張られ、独特な、どこか可愛さのある建物になっている。
木のベンチがあり、ゆっくり過ごすことも出来る。
木のベンチがあり、ゆっくり過ごすことも出来る。