JAPANTEX 2014 報告②
2014年12月 9日
JAPANTEX 2014
町田ひろ子アカデミー 特別企画 スー・ティムニー特別講演 を
きいいてきました。
イギリスが世界のデザイン分野を産業革命の時代から現在にいたるまで牽引し続けている。 (例えば、ipadやダイソンのデザイン、ポール・スミス、ローラアシュレイ、ビビアン・ウェストウッド などのファッション界etc。)
どうやったら世界へ発信できるのかを、彼女の経験から ①イノベーション②教育③起業家精神の観点から講演。 特に、教育に関して、彼女の出身校であるロイヤル・カレッジ・オブ・アートの 海外研修支援や起業支援体制を評価し、 自身のブランド《ティムニー・ファウラー》を立ち上げた時には、 そこで学んだことを生かし、ネオクラシックデザイン(白×黒)の テキスタイル・壁紙・文具などのライセンスを取得している。
また、フリーランスであることでプロダクト商品やワイシャツなど分野を 問わずデザインの発信ができたと語っていました。 |
スー・ティムニ―の作品の紹介はほとんどなく、 そこを期待してた者にとってはやや拍子抜けでしたが、 彼女のアグレッシブさに「世界に発信する」力を見たように思います。
JAPANTEX2014 展示について所感
出展メーカーは大手は例年とほぼ変わらない中、中国メーカーのブースが多くなっていることと、 高級ファブリックメーカー(トミタ、フジエテキスタイル、マナなど)の省スペース化 (無人ブースもあったり)が目立っていたと思います。
その中で印象的だったのは |
「テーマ展示」ではウィンドウトリートメントの作品が7テーマ毎にコーディネートされ、 両開窓の上に半円のFIXの連窓、小窓が高さ違いに3個、といったコーディネーター泣かせの カーテンのテーマもありましたが、そこでのコーディネートは実践的で良かったと思いました。
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「インテリア産業」では、インテリアコーディネーター100人が窓への思い語るパネル&映像展示があり、 いづれもご本人が写真&画面で登場するという「顔の見える」ブース作りをしていて、 各県のIC協会の紹介パネルのスタイルより、活気があるように感じられて良かったと思いました。 |
また、「メガソフト」インテリアプレゼンソフトは何社が出展しており、どのブースも賑わっていました。 素材のクオリティーも年々高くなっており、 JAPANTEXのデザインコンペのパネル展示でもCGは当たり前なっていることからも、 プレゼンツールとして外せなくなっています。 ソフトの使い方→効果的なプレゼンノウハウの実演もあり、実践的な使いこなし方のニーズの 高まりを感じました。 |
by Nanba |
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