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北欧デザインに触れる旅 ~デンマーク:3日目②~
2013年1月13日デンマーク工芸博物館を後に、徒歩にて、ニューハウンヘ。ニューハウンは、「新たな港」という意味で、
1671年から工事を開始し、1673年に完成した長さ400mの小さな港です。カラフルな建物が多く、
童話作家アンデルセンも愛した港町です。
コペンハーゲンでも有名なウォーターフロントとして、オシャレなカフェやアンティークショップが軒を連ねています。
ニューハウン沿いは、建物物保護法による保存地区に指定されており、すべての建物は歴史的な
外観を維持保全されていて、市は所有者に対し、修理費の補助などしているそうです。
おとぎの国にタイムスリップしたかのような、街並みです。
ちょうど、お腹もいい感じになってきて、ランチタイム!このお店に入ることに。
少し隠れていますが、ニシンの酢付けも、ビールにマッチしました。
食後、港沿いを散歩していると、運河ツアーの乗り場が!
も見れるので、7人全員で乗ることにしました。女子4人で記念撮影。
やはり運河からの目線は建物が上に見えて、より迫力を感じました。
まず見えてきたのは、人魚姫の像。観光客がいっぱいです。
2度楽しめました。そのあと、水平ラインとエレガンスなガラス張りの外観のオペラハウスが
2004年に、デンマークを代表する建築家ヘニング・ラーセンが手掛けました。
ブラック・ダイヤモンドとも呼ばれるこの図書館は、1999年に黒色花崗岩を外壁に用いて
建築されました。お昼なのに、神秘的な光を放っていたように感じました。
あっという間に、1時間が過ぎ、降り場へ到着しました。公衆トイレや、ゴミ箱なども街並みに
ベビーカーもオシャレだったり。街全体、人も、物も全てがオシャレです。
次は、ニュー・カールスベア美術館へ。1888年、デンマークを代表するビール会社、カールスベア社
の創業者カール・ヤコブセンにより開設されました。
中へ入ると植物園かと思うほど緑が茂り、自然光がふんだんに入るようガラスが多用されていました。
セザンヌなど印象派の作品もあると思ったら、彫刻なども多く展示してありました。
中には、鏡を見ているかのように、入り口がずっと続いている空間もおもしろかったです。
地図をもらっても迷子になりそうなくらいの広い美術館でした。
次は、世界初の歩行者天国として知られている、ストロイエ散策。デンマーク語で、ストロイエとは
「歩く」という意味です。道の両サイドには、ショップやカフェが立ち並び、
LEGOや、ロイヤル・コペンハーゲンがあります。LEGOショップには思わず目を奪われました。
2012年の干支の辰もLEGOられてました。
王室御用達のインテリア専門デパートだけあって、かなり高級な感じでした。季節的にクリスマス仕様
になってました。
歩きつかれて、ストロイエ、1番の楽しみにしていた、ロイヤルカフェへ。
あります。高級というより、フェミニンなイメージ。椅子はアントチェアなどデンマークデザイン
が多くみられました。もちろん、カップなど全てロイヤルコペンハーゲン。
至福の時間を過ごせました。
1日中、歩き疲れたので、ホテルへ戻ろうとしましたが、まだ、19時。時間がもったいなくて、
バスを乗り継いで、昼に外観からしか見てなかった王立図書館へ行くことにしました。
月夜と運河に照らされたブラックダイヤモンドはまさに宝石箱。
図書館の入り口も円形の照明が柔らかく照らしてくれました。この図書館にはアンデルセンの直筆原稿や
王室関連の貴重な書物が大切に保管されているそうです。
最上階から吹き抜けをのぞけば、波をイメージさせる優しい曲線。ここが図書館とは信じられない
くらいの美しい図書館でした。
今日も1日、本当に充実した日でした。明日は、デンマーク最終日、オードルップゴー美術館と、
フィン・ユール邸を訪れます。
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