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富山県のインテリアコーディネータークラブTOYAMA のブログ

北欧デザインに触れる旅 ~デンマーク:2日目②~ ICCトヤマ スタッフブログ 北欧デザインに触れる旅 ~デンマーク:3日目②~

北欧デザインに触れる旅 ~デンマーク:3日目①~

2013年1月 9日

コペンハーゲン、3日目!今日は終日、自由行動です。とはいっても、皆目的地は同じ!全員7名で

グルントヴィークス教会→デンマーク工芸博物館→ニューハウンの街並み散策→ニューカールスベア美術館

→ブラックダイヤモンド(王立図書館)をメインにまわります!

DSC00546.JPG

ホテルから、コペンハーゲン中央駅までは徒歩で5分程。今日は、みんなで電車→バスを乗り継いで

コペンハーゲンの街を駆け巡ります。

ホテルのエントランスからすぐに広い道路に出られます。でもちょっと気をつけないと、自転車に

ひかれてしまいます。

自転車.jpgそう、コペンハーゲンは、世界でも有名な自転車大国なのです。

なんと、自転車専用レーンがあります。そこを、ものすっごい速さで自転車が駆け抜けていきます。

コペ駅.jpg自転車に気をとられている間に、コペンハーゲン中央駅に到着!

中へ入ると、アーチ状の高い天井が続いています。よ~くみると、アーチ部分は集成材のようでした。

コペ駅2.jpgコペ駅5.jpg切符売り場には、北欧デザインの

ペンダントが温かく迎えてくれます。コペ駅3.jpg親切な駅員さんのおかげで、無事に切符を購入。

なんと、電車にも、自転車専用車両が!!自転電車.JPG

さすがに人に優しい国、デンマーク。デザインもオシャレです。

目的の駅に到着!グルントヴィークス教会を目指し、バスに乗り込みます。10分くらいですぐに、教会の

近くに着きました。降りてすぐに、キョロキョロしてると、なんと、あの画像でみたことのある、教会が目の前に!

グル正面.jpg

なんと、教会を軸として何たる対称美!教会周辺の建物はもちろん、上記の写真の道路を挟んだ反対側は、

樹木までもが線対称に伸びていました。

グル反対.jpg

さて、まずは周りををグルリ。パイプオルガンをモチーフに設計されたファサードは、ド・迫力でした。

グル正面11.jpgグル左斜め横.jpgグル後ろ.jpgグル右斜め横.jpg

4面とも全く違う表情です。建物は白レンガを600万個積み上げられています。この教会は、デンマークの照明、le klint

を生み出したデザイナーとして有名なイェンセン・クリントにより設計されました。建設中に亡くなったイェンセン・クリント

の遺志を引き継ぎ、息子のコーア・クリントが大きな説教台やチャーチチェアをデザインしました。

グル中dai.jpgグル中イス.jpg

よーく観察していると、椅子の座面の下には、長い棒があり隣との椅子がずれないように工夫されていました。

さらにその息子エブセン・クリントはシャンデリアをデザインしました。

帆船模型も北欧最大だとか。

グル中.jpgグル中syoumei.jpg

3代にわたって造り上げられたこの教会は、まさに時を超えてつなぐ美しい空間でした。

入り口の戸を開けると、まず、目の前に息を飲むほどに美しい高いアーチから、自然光が優しく入り込んでいました。

グル中2.jpgP1000430.JPGグル中正面.jpg

そして振り返ると、北欧最大の大きさのパイプオルガン。4052本のパイプで作られてます。

グルpaipu.jpgグル入り正面.jpgグル中器.jpg

シンプルな中にも洗練されたデザイン。

ひとつひとつの柱は優しい光により、いろんなグラデーションを放ち、これからも

ずっと優しく、この空間を包み込んでいくのでしょう。

教会を堪能したあとは、いったんコペンハーゲンに戻り、デンマーク工芸博物館へ。

 

コペンハーゲン中央駅から、街並みをゆっくり見ながら、デンマーク工芸博物館を目指します。

ところどころに、心和むお花たちや、キュンとくるshopが立ち並びます。

工芸街並み.jpg工芸街並み2.jpg工芸街並み3.jpg工芸街並み4.jpg

自転車に気をつけながら歩くこと20分くらいで到着。重厚な感じの門が出迎えてくれました。

工芸門.jpg工芸自転車置き.jpg

さっそく門をくぐると、やはり自転車置き場が、これまたデザインされてました。工芸入り口.jpg

入り口右側にも、あの照明が。

実はこのデンマーク工芸博物館は、もともと病院だった建物をコーア・クリントがリノベーション

しました。デンマークの巨匠、アルネ・ヤコブセンやハンス・J・ウェグナー、フィン・ユール、

ヴェルナー・パントン、ポール・ヘニングセンなどの作品が、一堂に揃い、まるで夢のような

空間です。中庭を囲む回廊式になっていて、中世から近代、現代までの北欧に限らず中国や

日本の家具も展示してあり、デザインの移り変わりが感じ取ることができます。

まずエントランスにはいると、ポールヘニングセンのペンダントライトが美しい光を放ってました。

工芸エントランス.jpg工芸中5.jpg

入り口入って左側には、日本と中国の日用品や家具が展示してありました。デンマークのデザイン

に大きな影響を与えたということで日本の工芸品もたくさん展示してありました。

回廊式の展示スペースには、ジャンル別、デザイナー別に展示してありました。一番興味があった

ヤコブセンブース。工芸中yako2.jpg小学校の机と椅子。

下写真時計左のカトラリーは、SASロイヤルホテルで実際につかわれているそうです。

工芸中yako1.jpg工芸中9.jpg

パントンコーナーは、赤で情熱的にまとめられています。パントン.jpg工芸中8.jpg

北欧 671.jpg工芸中6.jpgフィンユールブース。

工芸ピアノ.jpgpo-ru.jpgポール・ヘニングセンブース。

工芸中非常口.jpg避難用サインもお洒落!

他にも、巨匠の椅子がズラリ!

工芸中2.jpg工芸中6.jpg

ウェグナーの、工芸博物館のカフェためにつくられたアームチェアに座ってみたい

と思いながらも、ミュージアムショップでお土産を買い、次の目的地へ向かいます。

3日目②へ続きます。。

 

 

 

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