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北欧デザインに触れる旅 ~デンマーク:2日目②~
2012年12月31日クロンボー城は、あのシェークスピアの戯曲「ハムレット」の舞台となった城で、16世紀のデンマーク国王フレゼリク2世によって完成されました。この城は北海とバルト海を結ぶヨーロッパ海運の大動脈であるエーアソン海峡のわずか幅4KMの最狭部にあり、対岸にはすぐスェーデンが見えます。
そして観光客のほとんどが立ち止まって写真撮影するシェークスピアのレリーフ。クロンボー城には、アムレートAMLETHという実在の王子がいて、シェークスピアは、最後のHを最初に持ってきてHAMLETという名の王子を創造したしたとのこと。レリーフ写真手の下の2行目を注目ください。AMLETHと書いてあります。
お決まりの、集合写真を撮影し、いざ、ルイジアナ美術館へ!
今回の旅の中でも、最も楽しみにしている場所のうちのひとつ、ルイジアナ美術館。建築家ヨルゲン・ボーとヴィルヘルム・ヴォラートが共同で1958年に設計しました。その後5回にわたり改築、増築が行われました。なんとか、海に太陽が沈む前に到着!世界一美しい美術館とも称され、世界屈指の現代コレクションが広大な庭園や館内に散在しています。ガイドさんによると、美術館の庭は一年の太陽の動きを観測して造られたとか。その庭の前には、オーレン海峡が一望でき、対岸にはスウェーデンが望めます。自然環境をも取り込んだ、見事な配置計画、アートと自然の融合が本当に素晴らしかったです。美術館のエントランス。周りの環境に溶け込むかのような静かな佇まい、木々に囲まれています。
1枚1枚色が異なります。そしてデンマークを代表する照明、アーティチョ-クが優しく迎えてくれました!
まずは、明るいうちに、海が一望できる、緑豊かな庭園へ。小高い丘の地形を利用して建てられているおかげで海が
でもその迫力にのまれないくらいの、力強い作品たち。みんなで記念撮影。
館内へ入ると中庭を囲むようにガラス壁の回廊が続きます。回廊の途中には、いつでも好きなときに外へ出
内装に木がたくさん使用してあるせいか、北欧特有の温かみが感じられ、癒されます。ジャコメッティの彫刻は、2層吹き抜けの前面ガラス
張りの空間に展示してあります。大自然を背景に今にも中庭へ歩き出しそうな雰囲気でした。館内には、
無料で使えるワークショップがあり、小さな子供たちがお絵かきしてました。
バックにはさりげなくエッグチェアが。ヨーロッパの子供たちは幼い頃から、本物の作品に触れる機会が
多くて本当に幸せだなと感じました。カフェレストランでは、色彩鮮やかなセブンチェアーがランダムに並んでます。オープンサンドもビールにとても合いました。
カフェとなりのコンサートホール。自然光がたっぷり入り込んで気持ちよさような空間です。
美術館を堪能したあとは、スーベニアショップへ。おしゃれ北欧グッズがたくさん!
スイッチプレートもタイルの大きさに合わせられています。気がつけばあっという間に日
が沈み、静寂な時間が訪れました。3時間の滞在でしたが、自然のロケーションを
最大限に生かした美しい空間、建物デザイン、見ごたえあるアート作品を堪能でき、貴重な体験となりました。
まだまだあの余韻にひたっていたかったです。今度来るときは、1日ゆっくり居たいです。
さぁ、明日は、1日、自由行動です!
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