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- ~スイス現代建築を巡る旅~ 2日目・その1ロレックスラーニングセンター
~スイス現代建築を巡る旅~ 2日目・その1ロレックスラーニングセンター
2011年5月25日2日目になりました!
今日の予定は、ロレックスラーニングセンター(2010年完成:SANAA設計)→「小さな家」
Une petite maison(コルビジェ作)→ラショードフォン(世界遺産2009年登録)にある
ファレ邸、ジャンヌレ邸(コルビジェ作)→ベルン市へ
昨年からずっ~と、建築雑誌などで見ていて、気になっていた、ロレックスラーニングセンター。
天候にも恵まれて、はりきってバスに乗り込みました。
ロレックスラーニングセンターは、スイス連邦工科大学ローザンヌ校EPFL(ローザンヌ工科大学)
のキャンパスに新設されました。ロレックスがメイン出資スポンサーのため名前にブランド名が入っ
ていますが、時計とはまったく関係がないそうです。図書館、情報センター、研究室、カフェ、レスト
ランなどが入った、工学部門で世界トップクラスのレベルを誇る大学の新機能であり、シンボルとな
る施設なんだそうです!
まずは外観です。レマン湖とアルプスを望む高台に登場した白くうねる波のようなユニークな建物です。青空を背景にまるでなだらかな丘をイメージさせます。
中に入るとまず、敷地全体が分かる模型が置いて在りました。そして中にどんどん入っていくと、知らない間に体が傾いてました。雑誌の写真ではイメージしてましたが、実際は傾きが体感できるくらいの緩やかな傾斜が続きました。というより、すべて緩やかな斜面でした。昔懐かしい、子供の頃、丘を駆け巡っていた、そんな気持ちになりました。
ところどころに、だんごのような柔らかいクッションが置いてあり、学生さんたちがくつろいでました。
そして、さりげなく、校内の時計はロレックスでした。
最後、帰るときもう一度、曲線部をぱちり!どうしてこのようなやさしいカーブをつくることができる
のか人間の可能性にあらためて驚かされた瞬間でした。
次回は、その2 コルビジェ作の小さな家です! by miya
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